フェノロサ : 「日本美術の恩人」の影の部分

書誌事項

フェノロサ : 「日本美術の恩人」の影の部分

保坂清著

河出書房新社, 1989.1

タイトル別名

日本美術の恩人の影の部分

タイトル読み

フェノロサ : ニホン ビジュツ ノ オンジン ノ カゲ ノ ブブン

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注記

参考文献: p230-234

内容説明・目次

内容説明

なぜ、彼は今も“恩人”なのか?明治11年に弱冠25歳で来日したお雇い外国人哲学教師。内外の強化拡大を図る明治日本にとって、彼が講演する“優勝劣敗”を軸とする社会進化論は絶好の…。鹿鳴館総工費19万ドルの時代に、彼が売却した日本美術品のボストン美術館買上げ額は28万ドルといわれる。にもかかわらず、いまなお顕彰されるフェノロサの知られざる影を追う。

目次

  • 1章 フェノロサを知っていますか?
  • 2章 「フェノロサ・コレクション」の華麗と奇怪
  • 3章 天皇制とキリスト教と進化論
  • 4章 キリスト教と東京大学の闘い
  • 5章 自由民権とフェノロサの「危険な演説」
  • 6章 フェノロサを疑った人々
  • 7章 帝国の興隆とフェノロサの退場

「BOOKデータベース」 より

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