精神医学は対人関係論である
著者
書誌事項
精神医学は対人関係論である
みすず書房, 1990.4
- タイトル別名
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The interpersonal theory of psychiatry
- タイトル読み
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セイシン イガク ワ タイジン カンケイロン デ アル
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精神医学は対人関係論である
1990
限定公開 -
精神医学は対人関係論である
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注記
その他の訳者: 宮崎隆吉, 高木敬三, 鑪幹八郎
サリヴァン重要用語・英独日対比表: 巻末pxlii-xlvii
詳細目次: 巻末pxi-xli
索引: 巻末pi-x
裏ジャケットに著者の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
本書では、幼児期を中心に児童期、青春期など人間の各発達段階における対人関係の重要性が説かれ、母親役や仲間、社会の歪んだ関係がいかに病因になりうるかが、懇切に示される。なぜ幼児は「おやゆびしゃぶり」をするのか?同性から異性へと関心の移る思春期の心身の変化はどのようなものか?われわれが日頃体験し、出会う場面についても、サリヴァンは明確に答えてくれる。青春期の社会化やその失敗を重くみる点など、フロイトと比べてみるのも、また対人関係のみならず、マイノリティへの関心など、R.D.レインの本と読み併せてみても興味深い。現代の主流の生物学的精神医学への批判の書でもある。
目次
- 第1部 導入概念(発達論的接近法の意義;定義集;いくつかの要請)
- 第2部 発達の諸段階(幼児期—その始まり;幼児期—力動態勢という概念 ほか)
- 第3部 不適切不充分な対人関係のパターン(早期に発現する精神障害—分裂病質と分裂病;睡眠、夢、神話;晩期に発現する精神障害—妄想症的なものと類妄想症的なもの)
- 第4部 諸人民の精神医学をめざして(諸人民の精神医学をめざして)
「BOOKデータベース」 より