われレイテに死せず
著者
書誌事項
われレイテに死せず
(ハヤカワ文庫, NF141,
早川書房, 1988.1
- 上
- 下
- タイトル読み
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ワレ レイテ ニ シセズ
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われレイテに死せず (上)
1988.1
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われレイテに死せず (上)
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1988.1
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われレイテに死せず (下)
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注記
著者の肖像あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150501419
内容説明
第2次大戦末期の昭和19年11月、危機に瀕したレイテ島を救援すべく陸軍玉兵団1万1000名が上陸、著者神子清の所属する歩兵第57連隊は日を経ずして遭遇戦にはいった。すさまじい敵弾の嵐の中、演練をともにしてきた戦友たちを次々に失い部隊はついに2週間で壊滅してしまった。指揮系統の断たれた死のジャングルで、敗残兵の一群は必死の応戦のはてにいつか遊兵と化し、生きるための壮絶な旅をはじめる。第57連隊の下士官だった著者が悲憤の体験を綴ったサスペンス溢れる異色の戦記。ピュリツァー賞作家J.トーランド氏絶賛の名著、待望の文庫化。
目次
- 緒戦
- 望みなき死闘
- 死なぬ決心
- 脱出行
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150501426
内容説明
レイテ島を脱出した神子率いる4人が小舟をあやつり辛うじて上陸したのは実り豊かな「肉の島」、メデリン島だった。戦場を離れた偸安の日々—神子はボルネオの新天地に日本人による理想郷建設の夢を語りつづけた…。だが彼らの行く手に立ち塞がるネグロスの山中には、飢餓と敵襲、戦友の無惨な死、そして人肉食が待っていた。主義思想のとどかぬ極限状態のジャングルで個々の人間がいかにして生き抜いたか。投入兵力8万5000名、うち戦死者8万1000名という悲惨な戦場における人間存在の明暗をダイナミックに描破した不滅のノンフィクション!
目次
- 地上の楽園
- 計画挫折
- 逃亡
- 魔の山
- 無残な終着点
「BOOKデータベース」 より