書誌事項

大地の子

山崎豊子著

(文春文庫, [や-22-1], [や-22-2], [や-22-3], [や-22-4])

文芸春秋, 1994.1-1994.2

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タイトル読み

ダイチ ノ コ

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注記

叢書番号は第31刷 (2001.4刊) のブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784167556013

内容説明

陸一心は敗戦直後に祖父と母を喪い、娘とは生き別れになった日本人戦争孤児である。日本人であるがゆえに、彼は文化大革命のリンチを受け、内蒙古の労働改造所に送られて、スパイの罪状で十五年の刑を宣告された。使役の日々の中で一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。
巻冊次

2 ISBN 9784167556020

内容説明

陸一心の本名は松本勝男。日本人戦争孤児である。日本人ゆえの苦難の日々を経て、彼はようやく日中共同の大プロジェクト「宝華製鉄」建設チームに加えられた。一方、中国に協力を要請された日本の東洋製鉄では、松本耕次を上海事務所長に派遣する。松本はかつて開拓団の一員として満洲に渡り、妻子と生き別れになっていた…。
巻冊次

3 ISBN 9784167556037

内容説明

「あつ子、すまなかった、探し出すのが遅過ぎた」—陸一心こと松本勝男は、三十六年ぶりにめぐりあった妹・あつ子に泣いて詫びた。妹は張玉花と名のり、寒村で過労の果てに病いの床にあった。兄妹の実父・松本耕次は、子供らの消息をつかみえぬまま、奇しくも陸一心とともに日中合作の「宝華製鉄」建設に参加していた。
巻冊次

4 ISBN 9784167556044

内容説明

「宝華、万歳!」「初出銑、万歳!」万雷の拍手と大歓声が湧き起った。七年がかりで完成した日中共同の大プロジェクト「宝華製鉄」の高炉に火が入ったのだ。この瞬間、日中双方にわだかまっていた不信感と憎悪が消え去った。陸一心の胸には、養父・陸徳志の、「お前、いっそのこと日本へ—」という言葉が去来する。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10907476
  • ISBN
    • 9784167556013
    • 9784167556020
    • 9784167556037
    • 9784167556044
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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