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- タイトル別名
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- Isolation of Shiga Toxin-producing <I>Escherichia coli</I> O157: H7 from Processed Salmon Roe Associated with the Outbreaks in Japan, 1998, and a Molecular Typing of the Isolates by Pulsed-field Gel Electrophoresis
- イクラ カラ ノ シガ ドクソ サンセイセイ ダイチョウキン O157 H7 ノ ブンリ ト ブンリカブ ノ パルスフィールド ゲル デンキ エイドウ パターン
- Isolation of Shiga Toxin-producing Escherichia coli O157: H7 from Processed Salmon Roe Associated with the Outbreaks in Japan, 1998, and a Molecular Typing of the Isolates by Pulsed-field Gel Electrophoresis
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抄録
腸管出血性大腸菌O157感染症患者の共通喫食品である「イクラ醤油漬け」からO157を分離し原因食品を特定した.イクラ45検体をTSB培地で36℃6時間ならびにm EC-NB培地で42℃18時間増菌培養後, 各々の培養液について免疫磁気ビーズ法を行ったのち, SMACおよびCTにSMAC寒天培地を用いて分離培養した結果, 24検体から84株の志賀毒素産生性大腸菌 (STEC )O157: H7 (stx1, stx2陽性) が分離された.任意に抽出したイクラ3検体のO157汚染菌量は, MPN3本法で行った定量培養結果から, 試料100m/ (イクラ10g) あたりのMPN値は0.73-1.5であった.O157: H7のイクラ24検体由来84株のPFGEパターンは82株が同一であったが, 1検体由来3株のうち2株は異なるパターンを示した.しかし, イクラを喫食したO157: H7患者8名由来株とのPFGEパターンの比較において, 82株が示したパターンは患者7名の由来株と一致し, 2株のパターンは患者1名の由来株と同一であった.ファージ型はイクラおよび患者由来株ともに14型であった
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 73 (1), 20-24, 1999
一般社団法人 日本感染症学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205051003776
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- NII論文ID
- 130004330694
- 10008713974
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- NII書誌ID
- AN00047715
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- NDL書誌ID
- 4649217
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- PubMed
- 10077898
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可