予測ブロック数を利用したMPEG動画像カット検出法

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タイトル別名
  • Detection of scene cuts from MPEG video data by counting predicted macroblocks.

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抄録

MPEG圧縮された動画像データ(以下MPEGデータ)を使用するアプリケーションの普及にともない、高速閲覧、検索などの目的で、MPEGデータからカット(一つの連続した場面)の切替えを高速に検出する方法が提案されている。これには、復号を簡易的に行う方式[1]と、データ量の変動に着目し、画像の復号を行わない方式[2]がある。後者は、より高速であるが、カット検出の精度に制限がある。本稿では、予測タイプ別のマクロブロックの数に着目し、画像の復号を行うことなく、高速にカット切替えを検出する方法を提案し、実際のMPEGデータを使い有効性を示す。なお、本方式はピクチャ単位の精度でカットを検出できる。

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