マルチプロセッサスーパーコンピュータ上でのFORTRANプログラムのマクロデータフロー処理

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  • Macro-dataflow Computation of FORTRAN Program on Multi-processor Super Computer

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抄録

高性能プロセッサを比較的少数結合した主記憶共有型マルチプロセッサ(マルチプロセッサスーパーコンピュータ)上での従来のFORTRANプログラムの並列処理では,マクロタスキング(サブルーチン並列処理)とマイクロタスキング(ループ並列処理)のみが行われていた.また,プログラム中からの粗粒度の並列性の抽出は,多くの場合ユーザーにゆだねられていた.本稿では,マルチプロセッサスーパーコンピュータ上でのFORTRANプログラムのマクロデータフロー処理手法FUJITSU LABORATORIES Ltd.を提案する.本手法では,コンパイラがプログラムの粗粒度タスク(マクロタスク)への分割,マクロタスク間の並列性抽出,各Fortranプログラム専用のダイナミックスケジューリングコードの生成等を自動的に行うため,低オーバーヘッドで効率の良い並列処理を行うことができる.

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