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Abstract
企業情報システムは, 企業活動の基盤となってきており, セキュリティや投資効果を考慮したシステムの構築がますます重要になってきている.その際には, システムが提供する機能の効果という観点に立って基本設計を体系的に行えることが望まれる.しかしながら, 現状は, そのためのフレームワークや方法がないことから, 基本設計は, 設計者の経験やノウハウに依存しており, 機能の効果に配慮して適切に設計できるものとはなっていない.そこで, 本論文では, 企業情報システムを人間-情報システム系としてとらえ, システムズアプローチにより企業情報システムの業務遂行機能系及び外乱抑止機能系を設計するための基本設計のフレームワークを提案する.本基本設計のフレームワークは, 目的指向に基づくもので, 対象業務, 環境, ワーカによる操作それぞれに必要とされる機能(目的)を特定し, それら必要機能が実現できる製品(手段)を多数の候補製品群の中から機能的に適合するものを選択してシステムの基本設計案(ベースライン)を求めるものである.本フレームワークにより, 経験やノウハウの少ない設計者でも, 企業情報システムを効果的に設計することが可能となる.
Journal
- The Transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A [List of Volumes]
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The Transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A J88-A(3), 311-323, 2005-03-01 [Table of Contents]
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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