ネットワーキング向きイベント駆動型チップマルチプロセッサCUE-v3の開発

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  • An Implementation of Networking-Oriented Event-Driven Chip Multi-Processor : CUE-v3

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抄録

著者らは,ネットワーキング向きハイブリッドプロセッサCUE-v3の試作を進めている.CUE-v3は著者らが既に開発したハイブリッドプロセッサCUE-v2を基にしたチップマルチプロセッサである.CUE-v2はデータ駆動・制御駆動スレッドを命令レベルで同時・多重処理することができ,データ駆動方式の即応性を維持しつつ・時間・順序依存処理に不可避となる逐次処理能力を改善している.CUE-v3は1チップ上にCUE-v2を4個実装したCMP(Chip Multi Processor)構成を採っており,データ駆動原理を応用することによって,レイテンシの小さいプロセッサ間通信を可能にしている.本稿ではこのCUE-v3の概要とLSI試作を目指した開発の現状を述べる.

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