接続妨害攻撃を考慮したSIPセッション確立方式
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抄録
SIPでは,メッセージの解析処理時間を短縮するため,メッセージはすべて<br />平文でやりとりされるのが一般的である.そのため,悪意の持つ第三者に<br />メッセージを盗聴されると,不正なCANCELメッセージによってSIPセッション<br />の確立を取り消される,接続妨害攻撃が行われる可能性があった.<br />しかし,メッセージをすべて暗号化すると,メッセージの解析処理時間が<br />増大してしまう.そこで,本論文では,メッセージの一部を暗号化することで<br />接続妨害攻撃を防ぐSIPセッション確立方式を提案する.そして,<br />通信実験により提案方式により接続妨害攻撃を防御できることを示すとともに,<br />メッセージの処理時間を評価することで,本方式の有効性を確認する.
収録刊行物
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- 第73回全国大会講演論文集
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第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 431-432, 2011-03-02
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097142899200
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- NII論文ID
- 110008601248
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00108873/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles