要求仕様と設計の機能要件のトレーサビリティを保持する為のWebアプリケーション設計手法の評価

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抄録

モデル駆動開発は高品質なソフトウェア開発の為に欠かせない。我々は、UMLによるモデル駆動要求分析手法の提案をしてきた。その手法では、インタラクティブなシステムを対象として、UMLからWebUIプロトタイプの自動生成を通し、入出力データとページ遷移の妥当性を確認した。しかし、妥当性の確認されたモデルから系統的に実装技術にマッピングする手法は明確となっていなかった。そこで、Webのフレームワークのメタモデルを構築し、妥当性の確認された要求分析モデルとMVCパターンをベースとするWebのフレームワークに対するマッピング・ルールを考案した。このモデル駆動要求分析手法を用いて、実際に運用されている題材が異なるアプリケーション開発を2回行った。そこで、本稿では、このマッピング・ルールに基づくコードのトレーサビリティと再利用性の観点から有用性の評価とその限界の評価を行う。

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