ハードウェア上におけるFFT実装方法の検討

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抄録

近年、雑音除去処理は高性能化に伴い演算時間が増加してきた。これにより、現在のソフトウェアによる雑音除去処理では実時間処理が困難となっている。しかし、工事現場等の雑音環境下では、正確な情報伝達において実時間での雑音除去処理が求められる。 そこで本研究では、ハードウェアを用いることで、実時間での雑音除去処理が可能であるか検討を行っており、これまでの成果としてハードウェア上で音声を取り扱うことに成功した。次に、雑音除去処理アルゴリズムを用いるため、時間領域信号を周波数領域信号へと変換する必要があり、FFTの計算を行う回路を設計し、ハードウェア上へ実装する。 本発表では、周波数領域信号へと変換を行うFFTの設計とハードウェア上に実装する方法について述べる。

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