クラウドサービスの利用者の特定ができるIDベース暗号方式
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抄録
クラウドサービスの利用がビジネスにおいても増加する一方で,その利用には不安が残っている.その一因は利用者にとってサービス提供者が信頼できるかわからないことであり,サービス提供者にとっても証明できないことは多くの利用への障害となっている.証明を得るために監査を行うことが考えられるが,セキュリティの問題から監査人には通信内容を知られないことが望ましい.そこで,正当なサービスの運用/利用の保証を監査人が平文を知ることなく行い,その証明を行う仕組みが必要となる.本稿では,IDベースの検証者指定署名と鍵共有を基にした,平文を知られず利用者の特定が可能なIDベース暗号方式を提案する.
収録刊行物
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- 第74回全国大会講演論文集
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第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 647-648, 2012-03-06
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522055122560
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- NII論文ID
- 110009783869
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00110326/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles