ディジタルマンガの構造化フレームワークの開発-マンガの構成要素を指定するPath式の提案-
この論文をさがす
抄録
我々はメタデータを用いたマンガの構造化フレームワークの開発を行ってきた。本フレームワークを利用するにあたって、マンガのメタデータを活用するための基盤となる技術が必要とされる。そこで本研究では、マンガの複数のコマや台詞などといったマンガを構成するオブジェクトを簡潔な記述で指し示すことを目的としたマンガPath式を提案する。 Linked Open Dataや本フレームワークで扱うメタデータはRDFで記述される。そのクエリ言語であるSPARQLは複雑で、利用するためにはメタデータの構造の理解が必要になる。マンガPath式はSPARQLとマンガのメタデータの利用者の間に立ち、利用者が指し示したマンガメタデータの情報を取得可能にする。また、本研究ではマンガPath式を利用し、マンガの閲覧や検索を行うシステムを作成した。
収録刊行物
-
- 第74回全国大会講演論文集
-
第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 593-594, 2012-03-06
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050011097159959552
-
- NII論文ID
- 110009785005
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00109616/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles