学生証とパスワードの二要素認証を無線LAN接続の認証に用いる手法
この論文をさがす
抄録
多くの大学の学内無線LAN環境においてIEEE802.1X認証が用いられている。IEEE802.1X認証には大きく分けてユーザ名/パスワードを用いた認証と電子証明書を用いた認証が存在する。ユーザ名/パスワード方式では他人に教えることで容易にユーザ本人に成りすますことが可能であり、電子証明書方式では端末の認証のみ行われユーザ本人かどうか確認ができない問題がある。一方、多くの大学において学生証や教職員証にFelicaカードなどの非接触ICカードが用いられており、個人識別が可能なデータが格納されている。本稿ではICカードを利用するための標準API仕様であるPC/SCを使用し、学生証とパスワードを用いた二要素認証を無線LAN接続の認証に用いるための手法について述べる。
収録刊行物
-
- 第79回全国大会講演論文集
-
第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 573-574, 2017-03-16
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050574047123664768
-
- NII論文ID
- 170000175125
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00181298/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles