生息地破壊による絶滅の格子モデリング：空間パターンと生物移動の影響

• 中桐斉之

• 向坂幸雄

抄録

環境は人間による開発など様々な要因によって変化しており、生物種の絶滅を引き起こす要因の一つとなっている。その主要な要因の一つに生息地破壊がある。本報告では、生息地が破壊されたときの影響について、生息地の空間パターンの影響に焦点をあて、2種の生物の存在する格子モデルを用いて解析を行った。また、従来のモデルでは、生物の移動・移住が考慮されていなかったが、本研究では、移動を考慮した生息地破壊が個体群動態に与える影響も解析を行った。具体的には、モデル生態系として、2次元格子上に2種の生物と、生物の進入することの出来ない破壊地をランダムに配置し、シミュレーションを行い生息地破壊の影響を解析した。

収録刊行物

• 第76回全国大会講演論文集

  第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 275-276, 2014-03-11

キーワード

• ソフトウェア科学・工学

詳細情報

• CRID: 1050855522107591936
• NII論文ID: 170000085473
• NII書誌ID: AN00349328
• Web Site: http://id.nii.ac.jp/1001/00104354/
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: conference paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • CiNii Articles
  • KAKEN