ステークホルダを中心とするゴール分析方法の提案
この論文をさがす
抄録
要求獲得においてステークホルダ分析やゴール分析が利用されているが,ステークホルダの多様化により,ステークホルダ間の関係や情報システムに対するゴールが複雑化している.本稿では,ステークホルダを絞り込み,ゴール分析で扱う情報量を限定できるゴール分析方法を提案する.ステークホルダ間の関係性のモデル化にはi*を用い,役割,活動,リスクを段階的に分析し依存関係をモデル化する.i*モデルに基づき,依存強度を相互作用マトリクスで評価し,ステークホルダを絞り込む方法を提案する.絞り込んだステークホルダからゴールを抽出することで,ゴール分析で扱う情報の特定を容易にする.提案方法を例題に適用し,その有用性を評価する.
収録刊行物
-
- 第74回全国大会講演論文集
-
第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 383-384, 2012-03-06
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571135653066974720
-
- NII論文ID
- 170000089676
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00109513/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles