文章のリズムを考慮した小説執筆支援システムの作成

この論文をさがす

抄録

小説を執筆する際、文章のリズム感というものは視覚的に確認し難く、客観的な判断も難しい。 本研究は執筆者が設定したリズム感に一致するよう修正を促す小説執筆支援システムの開発を目的とする。 予備実験によって、一文の長さ、一文中の単語数や文節数、修飾語の数といった要因が、文章のリズムに影響することが明らかになった。 システムでは入力された文章を形態素解析ツールMeCabを用いて解析し、文章のリズムに影響する要因の有無を調べ、ユーザに対してアドバイスを生成・出力する。 最後にシステムの評価として、本システムを用いて改稿した文章と改稿前の文章を20名の被験者に提示し、アンケートによってリズム感の変化を調査する。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ