ヒストグラムを利用したSQLクエリの分割範囲算出手法の提案

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抄録

データベースシステム(DBS)はクエリ処理後に全ての結果をクライアントに送信する。そのため、クエリ結果がクライアントのメモリ容量を超えることがある。これはクエリ結果を複数回に分割して取得することで回避することが可能である。しかし、マルチデータベースシステム(MDBS)の場合には、このクエリ結果に対して更にSQLクエリの処理を継続して行うため、その処理後のデータサイズも考慮して分割取得する範囲を設定する必要がある。そこで、MDBSにおいてメモリ容量を超えずにSQLクエリを実行するために、DBSのクエリ処理結果とMDBSにおける処理結果のサイズを考慮したヒストグラムによる分割範囲の算出手法を提案する。

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