歌詞の意味重み付けHMMによる旋律への和声付け
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抄録
本稿では、歌詞に対してword2vecを適用し得られた歌詞意味ベクトルを用いた旋律に対する和声付けの手法を提案する。従来の旋律に対する和声付けはHMMや、近年ではDNNが主流であるが、本研究ではHMMによる手法をベースとし、実際の日本語の楽曲から統計的に得られる和声進行に対する歌詞意味ベクトルを用いて、ある和声進行から入力された歌詞が出力される確率をVon Mises–Fisher分布の確率密度関数から得る。この確率と従来手法より得られた旋律に対する和声進行の尤度との同時確率を考えることによって歌詞意味を考慮した尤もらしい和声進行を推定する。本手法によって、歌詞に込められた人の意図を和声進行の推定結果に反映できることが期待できる。
収録刊行物
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- 第81回全国大会講演論文集
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第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 423-424, 2019-02-28
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522065662720
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- NII論文ID
- 170000179726
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00196846/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles