ベーシックインカムの検証に向けてのマクロ経済モデルの構築
この論文をさがす
抄録
近年,日本では経済的な格差の拡大と貧困の深刻化が大きな問題となっている.その解決策の一つとして,ベーシックインカムが注目されている.しかし,ベーシックインカムはいくつかの問題が指摘されており,その実現の是非が活発に議論されている.一方で,これまでにエージェントベースによる人工経済モデルを構築し,景気循環及びGDPに影響を及ぼす要因とメカニズムの解析が行われてきた.そこで本研究では,ベーシックインカムが社会,とくにマクロ経済に与える影響を分析するために,政府による社会保障給付金と労働者の労働意欲を考慮したエージェントベースによる人工経済モデルを構築した.
収録刊行物
-
- 第82回全国大会講演論文集
-
第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 341-342, 2020-02-20
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050292572146007040
-
- NII論文ID
- 170000182888
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00205740/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles