Web議論におけるBERTを用いた議論進行度の定量化手法

この論文をさがす

抄録

Web上で何かの問題について議論をする時,議論の行き詰まりが起こることがある.この際,議論の進行役であるファシリテータには,議論の状態に応じた適切な発言が求められる.本研究では,ファシリテータを支援する為に,議論の行き詰まりを検知したい.議論の行き詰まりを検知するためには,議論進行が停滞していることを検知する必要があるため,議論がどれくらい進行しているかを「議論進行度」として定量化することで停滞検知を試みる.IBIS構造という議論情報を構造化する考え方と,汎用言語表現モデルBERTを用いて議論進行度の推定を行う.被験者実験により,「人間が感じる」議論進行度との相関を評価し,手法の妥当性を検証する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ