近世交通制度の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
近世交通制度の研究
- 著者名
-
渡辺, 和敏, 1946-
- 著者別名
-
ワタナベ, カズトシ
- 学位授与大学
-
法政大学
- 取得学位
-
文学博士
- 学位授与番号
-
乙第58号
- 学位授与年月日
-
1992-03-19
注記・抄録
博士論文
目次
- 序/p1 (3コマ目)
- 目次/p6 (6コマ目)
- 第一部 陸上交通と水運/p1 (12コマ目)
- 第一章 東海道と諸施設/p2 (13コマ目)
- 第一節 近世交通制度の系譜/p2 (13コマ目)
- 第二節 街道の立地条件と諸施設/p5 (14コマ目)
- 第三節 宿の諸様相/p12 (18コマ目)
- 第四節 交通量/p17 (20コマ目)
- 第二章 陸上交通における交通手段の特質/p25 (24コマ目)
- 第一節 五街道の交通手段/p25 (24コマ目)
- 第二節 大都市と車輛交通/p32 (28コマ目)
- イ 牛車/p32 (28コマ目)
- ロ 大八車・べか車とその規制/p40 (32コマ目)
- 第三節 東海道への車輛導入/p46 (35コマ目)
- イ 小規模宿の問題点/p46 (35コマ目)
- ロ 車輛の導入/p49 (36コマ目)
- 第四節 車輛の波及/p53 (38コマ目)
- 第三章 全国市場の形成と下田・浦賀番所/p59 (41コマ目)
- 第一節 初期海運と下田番所の成立/p59 (41コマ目)
- 第二節 東西海運の展開への対応/p65 (44コマ目)
- 第三節 浦賀への番所移転/p72 (48コマ目)
- 第四章 文政・天保期における今切湊の改修計面/p81 (52コマ目)
- 第一節 今切湊の変遷/p81 (52コマ目)
- 第二節 湊口の改修計画/p87 (55コマ目)
- 第三節 幕府への訴願運動/p92 (58コマ目)
- イ 道中奉行への訴願/p92 (58コマ目)
- ロ 勘定奉行への訴願/p95 (59コマ目)
- 第四節 改修計画の挫折と訴願経費/p105 (64コマ目)
- 第五章 相模川水運と荒川番所/p112 (68コマ目)
- 第一節 相模川水運の展開/p112 (68コマ目)
- 第二節 荒川番所の成立/p117 (70コマ目)
- 第三節 荒川番所の機能/p120 (72コマ目)
- 第四節 領主規制の後退と番所廃止/p126 (75コマ目)
- 第六章 浜名湖舟運の展開/p134 (79コマ目)
- 第一節 浜名湖舟運の規制/p134 (79コマ目)
- 第二節 脇道利用と浜名湖舟運の公認/p139 (81コマ目)
- 第七章 東海道浜松~舞坂宿間の運河計画/p147 (85コマ目)
- 第一節 浜松~舞坂宿間の運河開鑿計画/p147 (85コマ目)
- 第二節 通船計画の延期とその実現/p151 (87コマ目)
- 第二部 東海道新居宿の機構/p157 (90コマ目)
- 第一章 交通政策の展開と新居宿移転/p158 (91コマ目)
- 第一節 宿の設定/p158 (91コマ目)
- 第二節 大坂の役前後の交通政策/p164 (94コマ目)
- 第三節 領主的交通量の増大とその対応/p169 (96コマ目)
- 第四節 宿駅制の展開と矛盾/p175 (99コマ目)
- 第五節 新居宿の移転/p180 (102コマ目)
- イ 第一次移転と吉田藩領への編入/p180 (102コマ目)
- ロ 第二次移転とその後の影響/p183 (103コマ目)
- 第二章 宿役人/p196 (110コマ目)
- 第一節 承応元年~明暦三年の出入/p196 (110コマ目)
- 第二節 宿役人とその下役/p203 (113コマ目)
- イ 問屋と問屋場詰役人/p203 (113コマ目)
- ロ 問屋不正事件と年寄の設置/p208 (116コマ目)
- ハ 地方・町方系の役人/p214 (119コマ目)
- 第三節 宿村役人の就任儀式と格式/p220 (122コマ目)
- イ 就任手続きと藩主への応接/p220 (122コマ目)
- ロ 村役人と宿役人の名順・席順/p224 (124コマ目)
- 第三章 人馬継立/p229 (126コマ目)
- 第一節 宿継と伝馬役/p229 (126コマ目)
- 第二節 新居宿の伝馬役負担方法/p234 (129コマ目)
- 第三節 助郷制の確立/p240 (132コマ目)
- 第四節 助郷役の変質/p247 (135コマ目)
- 第四章 今切渡船/p259 (141コマ目)
- 第一節 渡船路とその保全/p259 (141コマ目)
- 第二節 新居宿の船数と渡船運営/p265 (144コマ目)
- 第三節 寄せ船制度/p274 (149コマ目)
- 第五章 休泊施設/p285 (154コマ目)
- 第一節 休泊施設の成立過程/p285 (154コマ目)
- イ 御殿/p285 (154コマ目)
- ロ 休泊形態の変容/p288 (156コマ目)
- 第二節 本陣/p291 (157コマ目)
- イ 三本陣の機構/p291 (157コマ目)
- ロ 財政的特質と宿内での立場/p295 (159コマ目)
- 第三節 旅籠屋/p299 (161コマ目)
- イ 一般旅籠屋と御用宿/p299 (161コマ目)
- ロ 紀伊国屋の旅籠経営/p303 (163コマ目)
- ハ 食売女の認可/p306 (165コマ目)
- 第四節 本陣・旅籠屋間の論争と張札事件/p309 (166コマ目)
- 第六章 宿財政/p320 (172コマ目)
- 第一節 前期における宿財政/p320 (172コマ目)
- イ 人馬・渡船賃/p320 (172コマ目)
- ロ 舞坂・新居宿の拝借金/p323 (173コマ目)
- 第二節 享和三年~文化四年における宿財政とその問題点/p328 (176コマ目)
- イ 宿財政の問題点/p328 (176コマ目)
- ロ 享和三年~文化四年の宿財政帳簿/p333 (178コマ目)
- ハ 文化初年の宿財政の特質/p339 (181コマ目)
- ニ 宿財政報告書の見直し/p343 (183コマ目)
- 第三節 幕末期における橋本村の加宿財政/p349 (186コマ目)
- イ 橋本村の人馬負担/p349 (186コマ目)
- ロ 加宿の代助合/p354 (189コマ目)
- ハ 安政四年~六年の加宿財政/p359 (191コマ目)
- ニ 維新期前後の宿・加宿関係/p366 (195コマ目)
- 第七章 新居宿住民の動態と中期以降における町方情勢/p373 (198コマ目)
- 第一節 職業分布/p373 (198コマ目)
- 第二節 住民の動態/p380 (202コマ目)
- 第三節 宝暦・天明期の町方情勢/p386 (205コマ目)
- 第四節 天保の打ちこわしと飢饉/p392 (208コマ目)
- 第五節 幕末期の諸相/p400 (212コマ目)
- 第六節 札降りから参宮・乱舞へ/p409 (216コマ目)
- 第八章 幕末・維新期の交通政策と新居宿/p418 (221コマ目)
- 第一節 幕末期の交通政策/p418 (221コマ目)
- 第二節 行政機関の変革/p425 (224コマ目)
- 第三節 肋郷改革と新居宿の付属助郷決定経過/p429 (226コマ目)
- 第四節 宿駅・助郷制の廃止/p440 (232コマ目)
- 第三部 江戸幕府の関所政策/p445 (234コマ目)
- 第一章 関所研究の問題点/p446 (235コマ目)
- 第一節 信長・秀吉の関所政策/p446 (235コマ目)
- 第二節 近世関所の諸形態/p449 (236コマ目)
- 第二章 関所配備網にみる「関東御要害」体制/p459 (241コマ目)
- 第一節 東海道箱根関所の成立と機能/p459 (241コマ目)
- イ 江戸の防衛/p459 (241コマ目)
- ロ 関所制度の成立と整備/p461 (242コマ目)
- ハ 箱根関所の構成/p467 (245コマ目)
- ニ 箱根関所の機能/p472 (248コマ目)
- 第二節 甲州道中小仏関所とその周辺/p476 (250コマ目)
- イ 小仏関所の成立と機能/p476 (250コマ目)
- ロ 津久井地方の関所と番所/p483 (253コマ目)
- 第三節 中山道碓氷関所とその周辺/p489 (256コマ目)
- イ 碓氷関所と堂峯番所/p489 (256コマ目)
- ロ 十石街道・下仁田道の関所と地元民の通行/p495 (259コマ目)
- ハ 大戸・狩宿・大笹関所と関所付村/p500 (262コマ目)
- ニ 三国街道・会津街道の関所/p506 (265コマ目)
- 第四節 利限川・江戸川筋の関所/p511 (267コマ目)
- イ 元和二年の定船場法度/p511 (267コマ目)
- ロ 利根川・江戸川筋への関所配備/p514 (269コマ目)
- ハ 新郷・川俣関所の成立と機能/p521 (272コマ目)
- ニ 関所手形よりみた新郷・川俣関所/p530 (277コマ目)
- 第三章 東海道今切関所の成立と機能/p543 (283コマ目)
- 第一節 東海・信越等における関所配備網/p543 (283コマ目)
- 第二節 今切関所の創設/p546 (285コマ目)
- 第三節 関所の規模と管理・運営組織/p551 (287コマ目)
- 第四節 関所改めの大綱/p566 (295コマ目)
- 第五節 船改めと浜名湖舟運の特権/p573 (298コマ目)
- 第六節 関所制度の変質と廃止/p581 (302コマ目)
- 第四章 今切関所における海辺改め制度/p588 (306コマ目)
- 第一節 海辺改め制度の成立/p588 (306コマ目)
- 第二節 気賀関所の要害村制度/p594 (309コマ目)
- 第三節 海辺改め出発の準備/p601 (312コマ目)
- 第四節 海辺改め村より提出する書類/p606 (315コマ目)
- 第五節 新居・舞坂宿等の特殊事情/p612 (318コマ目)
- あとがき/p623 (323コマ目)
- 索引/p1 (336コマ目)