初期マルクスの疎外論 : 疎外論超克説批判
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著者
書誌事項
- タイトル
-
初期マルクスの疎外論 : 疎外論超克説批判
- 著者名
-
田上, 孝一
- 著者別名
-
タガミ, コウイチ
- 学位授与大学
-
立正大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
文博乙第113号
- 学位授与年月日
-
2000-07-12
注記・抄録
博士論文
目次
- 要旨/p1 (2コマ目)
- 前書き/p1 (9コマ目)
- 目次/p7 (12コマ目)
- 初出一覧/p6 (12コマ目)
- 序章 『経済学・哲学草稿』と疎外論の運命/p1 (14コマ目)
- はじめに/p1 (14コマ目)
- 第1節 スターリン批判後の疎外論/p2 (15コマ目)
- 第2節 新旧スターリン主義者の疎外論に対する態度/p6 (17コマ目)
- 第3節 『経済学・哲学草稿』の先駆的諸研究/p7 (17コマ目)
- 第4節 疎外論に対する攻撃/p16 (22コマ目)
- 第5節 自主管理思想の根拠としての疎外論/p24 (26コマ目)
- おわりに/p29 (28コマ目)
- 註/p30 (29コマ目)
- 第1章 マルクス最初の疎外概念―「父への手紙」と『学位論文』―/p56 (42コマ目)
- はじめに/p56 (42コマ目)
- 第1節 ヘーゲルとの邂逅―「父への手紙」―/p57 (42コマ目)
- 第2節 最初の疎外概念―パレンクリシスとしての自由―/p62 (45コマ目)
- おわりに/p69 (48コマ目)
- 註/p70 (49コマ目)
- 第2章 対象化と疎外の区別/p74 (51コマ目)
- はじめに/p74 (51コマ目)
- 第1節 問題の所在とその解決/p75 (51コマ目)
- 第2節 対象化とその疎外/p85 (56コマ目)
- おわりに/p99 (63コマ目)
- 註/p100 (64コマ目)
- 第3章 疎外と私的所有の因果関係/p104 (66コマ目)
- はじめに/p104 (66コマ目)
- 第1節 私的所有の原因としての疎外された労働/p104 (66コマ目)
- 第2節 疎外と私的所有の止揚/p112 (70コマ目)
- おわりに/p118 (73コマ目)
- 註/p120 (74コマ目)
- 第4章 『経済学・哲学草稿』と『ドイツ・イデオロギー』の分業概念の差違/p124 (76コマ目)
- はじめに/p124 (76コマ目)
- 第1節 「私的所有の起源」の問題/p124 (76コマ目)
- 第2節 分業と生産力の概念/p128 (78コマ目)
- 第3節 分割されざる全体的人間/p132 (80コマ目)
- 第4節 分業概念の差異と連続性/p134 (81コマ目)
- おわりに/p135 (81コマ目)
- 註/p136 (82コマ目)
- 第5章 『ドイツ・イデオロギー』の疎外論/p141 (84コマ目)
- はじめに/p141 (84コマ目)
- 第1節 記述的概念と規範的概念/p141 (84コマ目)
- 第2節 人間概念への批判/p142 (85コマ目)
- 第3節 疎外論の曲解への批判/p148 (88コマ目)
- 第4節 疎外の止揚のための戦略/p152 (90コマ目)
- おわりに/p156 (92コマ目)
- 註/p156 (92コマ目)
- 第6章 エンゲルスと『ドイツ・イデオロギー』/p165 (96コマ目)
- はじめに/p165 (96コマ目)
- 第1節 エンゲルスの回想の評価/p165 (96コマ目)
- 第2節 「エンゲルス主導説」なるもの/p167 (97コマ目)
- 第3節 私的所有の批判から疎外された労働の批判へ/p171 (99コマ目)
- 第4節 『経済学・哲学草稿』の課題の解決/p174 (101コマ目)
- おわりに/p176 (102コマ目)
- 註/p177 (102コマ目)
- 第7章 『共産党宣言』の真正社会主義批判/p190 (109コマ目)
- はじめに/p190 (109コマ目)
- 第1節 マルクスにとっての真正社会主義―ヘスを中心に―/p191 (109コマ目)
- 第2節 『共産党宣言』における真正社会主義批判/p193 (110コマ目)
- 第3節 『ドイツ・イデオロギー』における真正社会主義批判/p198 (113コマ目)
- 第4節 『共産党宣言』の哲学の発掘/p201 (114コマ目)
- おわりに/p203 (115コマ目)
- 註/p204 (116コマ目)
- 第8章 エンゲルスと疎外論の変質/p207 (117コマ目)
- はじめに/p207 (117コマ目)
- 第1節 経済学批判と疎外論/p207 (117コマ目)
- 第2節 規範的批判から歴史信仰へ/p211 (119コマ目)
- 第3節 エンゲルスの自己批判/p215 (121コマ目)
- おわりに/p217 (122コマ目)
- 註/p217 (122コマ目)
- 第9章 「物象化」論の虚妄性/p220 (124コマ目)
- はじめに/p220 (124コマ目)
- 第1節 「模写と構成のアウフヘーベン」なるもの/p221 (124コマ目)
- 第2節 廣松物象化論とマルクス物象化論/p226 (127コマ目)
- 第3節 『直接的生産過程の諸結果』の疎外論/p229 (128コマ目)
- 第4節 廣松物象化論の実践的帰結/p233 (130コマ目)
- おわりに/p235 (131コマ目)
- 註/p235 (131コマ目)
- 結論/p243 (135コマ目)
- 参考文献/p246 (137コマ目)
- 後書き/p260 (144コマ目)