宋代税政史研究
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著者
書誌事項
- タイトル
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宋代税政史研究
- 著者名
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島居, 一康, 1942-
- 著者別名
-
シマスエ, カズヤス, 1942-
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
文学博士
- 学位授与番号
-
乙第7966号
- 学位授与年月日
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1992-11-24
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 論文目録
- 序論
- 前編 宋代兩税と課税政策
- 第一章 宋代兩税の課税基準
- はじめに
- 一 兩税の課税基準に関する從來の見解と問題點
- 二 宋代兩税の課税基準
- おわりに
- 第二章 主客戸制と課税政策
- はじめに
- 一 兩税法下における客戸の主戸化と戸名
- 二 客戸および佃戸の税役負擔
- おわりに
- 第三章 宋代の逃棄田對策
- はしがき
- 一 北宋初期の逃棄田對策
- 二 北宋末期の逃棄田對策
- 三 南宋初期における新方式
- あとがき
- 第四章 官田出責と課税政策
- はじめに
- 一 官田出賣策の推移
- 二 官田の出賣方式
- 三 見佃人對策
- 小結
- 第五章 身丁税の諸系統
- はじめに
- 一 五代の沿徴としての身丁税と宋初の税制整備
- 二 北宋末・南宋初期兩浙路の身丁税と南宋期湖北北部の丁米
- おわりに
- 後編 宋代兩税と財政運用
- 第一章 戸等の定立とその機能
- はじめに
- 一 宋代五等戸制の成立
- 二 五等戸制における戸等定立の基準
- 三 免役錢の徴収にともなう戸等定立基準の變化
- 四 戸等制の機能と運用方法
- おわりに
- 第二章 戸等と役法
- はじめに
- 一 九等戸制下の職役差充
- 二 五等戸制下の差役科派の基準
- 三 免役錢の賦課基準
- 四 北宋末における役法の推移と賦課基準
- 五 南宋の役法と地域差
- おわりに
- 第三章 宋代兩税の折納
- はじめに
- 一 唐末・五代における折納制の展開
- 二 宋初における兩税科徴方法の整備
- 三 宋代兩税の折納方式と折納價格
- 結びにかえて
- 第四章 納税價格と市場價格
- はじめに
- 一 唐代兩税錢の折納
- 二 五代・宋初の兩税絹帛と和預買紬絹
- 三 南宋の上供紬絹と折帛錢
- おわりに
- 第五章 北宋上供米と均輸法
- はじめに
- 一 宋代上供米の構成
- 二 均輸法と六路上供米
- おわりに
- 第六章 南宋兩税米と上供米
- はじめに
- 一 南宋初期の上供米
- 二 上供定額の改定と和糴米の備蓄
- 三 南宋における兩税苗米の歳入と上供および留州
- おわりに
- 總結