世界名作の経済倫理学
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世界名作の経済倫理学
(PHP新書, 010)
PHP研究所, 1997.1
- タイトル読み
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セカイ メイサク ノ ケイザイ リンリガク
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内容説明・目次
内容説明
本書では、西洋文学を中心とした名作33編の、作者・登場人物の思想と行動を経済倫理学というユニークな視点で分析。女性の結婚戦略、男性にとっての最善の死に方から、神の存在への対処の仕方まで、徹底したリアリズムに貫かれた教訓を導き出す。日頃文学とは無縁な人も存分に堪能できる、甘口のヒューマニズムに慣れきった頭への格好の刺激剤。
目次
- 人間の世界に介入する神々—ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』
- 父の仇討ちで母を殺す—アイスキュロス『オレステイア三部作』
- 国法か自然の法か—ソポクレス『アンティゴネ』
- セックスと平和と共産主義—アリストパネス『女の平和』『女の議会』
- 中国人の行動文法—『水滸伝』
- 行動する人間の悲劇—シェークスピア『ハムレット』
- パラノイアおじさんの冒険—セルバンテス『ドン・キホーテ』
- ケチの経済倫理学—モリエール『守銭奴』
- 人間嫌いのユートピア—ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』
- 反儒教的生活—曹雪芹『紅楼夢』〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より