現代日本の水田開発 : 開発地理学的手法の展開
著者
書誌事項
現代日本の水田開発 : 開発地理学的手法の展開
古今書院, 1997.2
- タイトル別名
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現代日本の水田開発の特性とメカニズムに関する開発地理学的研究
- タイトル読み
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ゲンダイ ニホン ノ スイデン カイハツ : カイハツ チリガクテキ シュホウ ノ テンカイ
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注記
付: 注・文献:各章末. 初出論文一覧:p265-266. 人名索引・地名索引・事項索引:巻末
著者の学位論文「現代日本の水田開発の特性とメカニズムに関する開発地理学的研究」(1975年度東北大学提出)を骨子として、平成8年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」の交付を受けて刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
本書は、わが国における水田開発史のなかで最も新しい部分をなす、現代の水田開発にアプローチした地理学的研究である。著者が本書を通して誠みたことは、現代の水田開発を従来からの水田開発史の延長線上に発生した最新の事例であるという観点を踏まえつつ、その性格のなかに従来の水田開発とは明らかに異なった特徴と意味があることを主張するための実態提示の作業である。
目次
- 序論(研究の目的と対象の限定;従来の研究—現代の高燥地型開田を中心として)
- 第1部 日本における近代以降の農地の展開と水田開発(過去100年間における日本農地の展開;水田開発の進展時期と地域的展開の特徴 ほか)
- 第2部 現代における水田開発の展開メカニズム—北上川流域周辺を例とした実証分析(国家主導型水田開発の展開メカニズム;農民主導型水田開発の展開メカニズム)
- 第3部 現代の水田開発地域における農業再編成の考察—開田の影響と限界(東北稲作の発展過程の特色と現代の水田開発地域;現代の水田開発地域における農業再編成の考察 ほか)
「BOOKデータベース」 より