流通の転換 : 21世紀の戦略指針
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流通の転換 : 21世紀の戦略指針
白桃書房, 1997.4
- タイトル読み
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リュウツウ ノ テンカン : 21セイキ ノ センリャク シシン
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参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
わが国の流通にとって、戦後の半世紀は絶え間のない変革の過程であったといえよう。近年における流通変革の動きは経済変動を超えた諸要因が複雑に作用しているものといえる。それによってわが国の流通はかつてない大変革の時代を迎えているといえる。すなわちバブル崩壊後の長期的経済低迷期を背景に、規制緩和、価格破壊、国際化・情報化の一段の進展などの諸要因の発生によって、わが国の流通は根底からの変革を余儀なくされつつあるといえよう。それらの変革の動きは、まさに変革というよりは“転換”と呼ぶに相応しいものである。一般的に流通は流通構造、流通行動、流通政策などによって構成されているといわれるが、近年の流通の動きはこれらの構成要素すべてが一斉に変革しているところに、流通の転換時代と呼ぶことができよう。これからの21世紀におけるわが国の流通を展望するにあたっては、これらの転換の要因やプロセスを分析することが重要であると同時に、転換の後にどのような流通が展開されていくかについて考察することが大切である。本書の基本的な狙いは、“流通の転換”をめぐる諸問題について多面的な視点からとりまとめたものである。
目次
- 第1章 変わりゆく流通
- 第2章 メーカーが変える流通
- 第3章 流通業が変える流通
- 第4章 イノベーションと流通
「BOOKデータベース」 より