源氏物語の文章表現
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書誌事項
源氏物語の文章表現
(国文学書下ろしシリーズ)
至文堂, 1997.5
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ ノ ブンショウ ヒョウゲン
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内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』の言葉や文脈に執することのおもしろさ。文章の難解さの向う側にも現てくる、いかにもこの物語らしい合理性や説得力が、読むことの楽しさをふくらませてくれる。作中人物や語り手の言葉や言いまわしを、この物語に固有の文章表現のあり方として考え直すところから、『源氏物語』の虚構世界の新たな魅力を引き出そうとする一書である。
目次
- 『源氏物語』の文章(語りの文体;言葉と批評性;心内語の方法;対話の方法 ほか)
- 『源氏物語』の言葉(心情語「うし」「つらし」;心情語「いとほし」「心苦し」;「人」「世」「人笑へ」;「…だに…まして」の構文;反実仮想「…まし」の構文)
「BOOKデータベース」 より