紙の道 : ペーパーロード
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紙の道 : ペーパーロード
(集英社文庫)
集英社, 1997.1
- タイトル読み
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カミ ノ ミチ : ペーパー ロード
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内容説明・目次
内容説明
「紙」は、西暦105年、中国・後漢の宦官・蔡倫が発明したとされる。その製紙技術は、8世紀半ばに中央アジア・サマルカンドへ至り、イベリア半島へ伝わったのは、12世紀初頭であった。思想・宗教を載せて運んだ文明の母「紙」。その圧倒的な伝播力を示した道すじ=「ペーパーロード」という新しい史観により、古代から千年余りの時をたどり、ユーラシア大陸を東西に駆ける壮大な歴史紀行。
目次
- ロプ・ノールの紙
- 桑麻長びたり
- 宦官の“エネルギー”
- 中央アジアを舞台に
- 条支海上の波
- タシケントにて
- 西域をゆるがしたもの
- 高句麗僧曇徴の来朝
- 棗木伝え刻す
- 匈奴の自尊心
- 不屈の民ソグド人
- ティムールの美意識
- ジブラルタル海峡をこえて
「BOOKデータベース」 より