狼とくらした少女ジュリー
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狼とくらした少女ジュリー
徳間書店, 1996.11
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Julie of the wolves.
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オオカミ ト クラシタ ショウジョ ジュリー
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Description
ジュリーはエスキモーの少女。父さん母さんが生きていたころはよかったが、十三のときに親が決めた許嫁と結婚させられてしまった。新しい暮らしにどうしてもなじめないジュリーは、ひとりツンドラを横切って港町まで歩こうと決心し、嫁いだ家を逃げ出した。だが、ジュリーは広大なツンドラのまん中で道に迷ってしまう。持ってきた食料は底をつき、自分の力では満足に食べものもとれない。あたりにいるのは、狼だけ…。ジュリーは、勇敢なエスキモーだった、死んだ父さんが言っていたことばを思い出した。「狼は仲間を大切にする動物だ。もし、仲間に認められたら、食べ物をわけてもらえる」ジュリーは懸命に狼のしぐさを学んで仲間にいれてもらおうとするのだった…。極北のツンドラにありながら、智恵と勇気で生きのびる、少女の姿を感動的に描いた、一九七三年アメリカニューベリー賞受賞のロングセラー作品。
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