医神アスクレピオス : 生と死をめぐる神話の旅

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医神アスクレピオス : 生と死をめぐる神話の旅

カール・ケレーニイ著 ; 岡田素之訳

白水社, 1997.5

Other Title

Der göttliche Arzt : Studien über Asklepios und Kultstätten

Title Transcription

イシン アスクレピオス : セイ ト シ オ メグル シンワ ノ タビ

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Note

原著第2版(Wissenschaftliche Buchgesellschaft, 1956)の翻訳

Description and Table of Contents

Description

アスクレピオスは、ヒポクラテスの名で有名な医師一族の間で始祖として崇拝された神。父はアポロン、母はコロニスとされ、誕生後まもなく山中に捨てられ、ケンタウロス族のキロンに育てられたとされる。著者はこの医神の聖地を、時代を遡行するように案内してゆく。のどかに思えた「神話の旅」も、経めぐるにしたがって、不気味に錯綜した迷宮に迷いこむような観を強めていく…神話学ファンのみならず、現代の「医」の在り方に関心を寄せる人にとっても大きな示唆を与えよう。図版多数掲載。

Table of Contents

  • 1 ローマのアスクレピオス
  • 2 エピダウロスの治療
  • 3 コス島におけるアスクレピオスの息子たち
  • 3 ホメロスに描かれた医師の神人たちと神々の医師
  • 5 テッサリア地方の起源

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