ヴィルヘルム帝政期ドイツの労働争議と労使関係

書誌事項

ヴィルヘルム帝政期ドイツの労働争議と労使関係

乗杉澄夫著

(Minerva人文・社会科学叢書, 12)

ミネルヴァ書房, 1997.5

タイトル別名

Arbeitskämpfe und industrielle Beziehungen im Wilhelminischen Deutschland

タイトル読み

ヴィルヘルム テイセイキ ドイツ ノ ロウドウ ソウギ ト ロウシ カンケイ

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注記

独語標題は標題紙裏による

文献: p335-354

内容説明・目次

内容説明

帝政期ドイツにおける労使関係の実態を名もない無数の争議を通して、解明する。本書は、皇立統計局によって公刊された厖大なドイツ帝国争議統計の個表資料を用いて、ヴィルヘルム帝政期ドイツの労働争議を体系的に分析し、この時期の労働争議と労使関係の特質を明らかにする。1899年から1906年までの個表資料のデータベースから読み解かれる諸事実から、労使関係史研究に新たな視座を提示する注目の研究。

目次

  • 第1部 分析の諸前提(労働争議の背景;帝国争議統計の構成と問題点)
  • 第2部 帝国争議統計の分析(分析対象の限定;基本的指標;組織、成果、収拾交渉;指標間の関係の再検討;補足分析;分析結果とその解釈)
  • 第3部 構造分析(労使関係と事業所規模;労働争議と労働組合;総括と展望)

「BOOKデータベース」 より

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