パンダの親指 : 進化論再考
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パンダの親指 : 進化論再考
(ハヤカワ文庫, 3916-3917 . ハヤカワ文庫NF||ハヤカワ ブンコ NF ; NF206-207)
早川書房, 1996.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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The panda's thumb.
- タイトル読み
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パンダ ノ オヤユビ : シンカロン サイコウ
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注記
文献目録: 下p270-277
旧訳を全面的に見直し, 修正の上, 文庫化したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150502065
内容説明
パンダはなぜ手に6本の指を持っているのか、ある種のダニの雄はどうして生まれる前に死んでしまうのか、ミッキーマウスが可愛くて悪役のモーティマーが憎たらしいのはなぜか、ピルトダウン事件の真相は?—このような謎の解明に、現代進化生物学の旗手グールドは挑戦する。才気溢れる着想と楽しい話題、ときには辛辣だがユーモアに富んだ語り口で、科学と人間の関係をじっくり考えさせてくれるエッセイシリーズ第2作。
目次
- 第1部 完全と不完全—パンダの親指をめぐる三部作
- 第2部 ダーウィン的世界
- 第3部 人類の進化
- 第4部 人間の違いの科学と政治
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150502072
内容説明
かつて生物は、少しずつ着実に進化すると考えられてきた。これに対してグールドは、進化は突然起こると主張する。いきなり完全に変化したかたちで出現するというのだ。このような“断続平衡説”をはじめとして、自然界をしなやかな知性で見直すことにより、新たなメッセージをつぎつぎに見いだしていく。生物の形態や行動をつぶさに観察して、背後にひそむ生物進化の本質にするどく迫るグールドの代表作。全米図書賞受賞。
目次
- 第5部 変化の速さ
- 第6部 初期の生命界
- 第7部 蔑まれ閉めだされた者たち
- 第8部 体の大きさと時間
「BOOKデータベース」 より