アメリカ黒人と北部産業 : 戦間期における人種意識の形成

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アメリカ黒人と北部産業 : 戦間期における人種意識の形成

樋口映美著

彩流社, 1997.6

タイトル読み

アメリカ コクジン ト ホクブ サンギョウ : センカンキ ニ オケル ジンシュ イシキ ノ ケイセイ

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注記

文献: 巻末p19-29

内容説明・目次

内容説明

“差別される黒人”という従来の史観の枠を超えた社会史的アプローチによる“人種関係史”の成果!南部から北部産業都市への人口移動、南北の比較、黒人コミュニティの拡大変容に対応する指導者、北部産業都市の黒人と企業経営者の交錯など、後の公民権運動に引き継がれる人種意識形成のエポックに焦点をあて、その実態を探る。

目次

  • 第1部 黒人の南部流出—旧綿作地帯の状況(黒人農民と生活—1890年代から1920年代;改善と限界—黒人人口南部流出の背後で)
  • 第2部 北部産業と黒人の都市流入(混乱のなかの模索;黒人労働者の定着と製造業経営者の対応)
  • 第3部 人種意識の刷新と前進(労働市場の「新黒人」—1920年代黒人指導者の主張;黒人消費者と購買力)
  • 第4部 デトロイト黒人コミュニティとフォード社(1920年代のデトロイト黒人コミュニティ;1941年の黒人市民の選択—フォード社か労働組合か;結びにかえて)

「BOOKデータベース」 より

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