ドイツ幻想文学の系譜 : ティークからシュトルムまで
著者
書誌事項
ドイツ幻想文学の系譜 : ティークからシュトルムまで
彩流社, 1997.5
- タイトル別名
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Literarische Phantastik : die phantastische Novelle von Tieck bis Storm
- タイトル読み
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ドイツ ゲンソウ ブンガク ノ ケイフ : ティーク カラ シュトルム マデ
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注記
参考文献: p249〜252
内容説明・目次
内容説明
ドイツ文学の地下水脈を探る。ドイツ近代文学史上、代表的な幻想短篇小説を丹念に読み解く、格好の入門書。
目次
- 第1章 幻想性と短篇小説
- 第2章 挫折したメルヒェン—ティーク『金髪のエックベルト』
- 第3章 倫理的驚愕—クライスト『ロカルノの女乞食』
- 第4章 おぞましき悦楽—フケー『地獄の小鬼の物語』
- 第5章 幻想的歴史記述—アルニム『エジプトのイザベラ』
- 第6章 貨幣の魔性—シャミッソー『ペーター・シュレミールの不思議な物語』
- 第7章 死の戦慄と愛の死—コンテッサ『死の天使』
- 第8章 不気味な没落—ホフマン『世襲領』
- 第9章 幻惑された意識—ホフマン『砂男』
- 第10章 ヴィーナスの亡霊—アイヒェンドルフ『大理石像』
- 第11章 啓蒙された精神の悪魔化—ウンゲルン=シュテルンベルク『分身の女』
- 第12章 デーモンとしての女—ゴットヘルフ『黒い蜘蛛』
- 第13章 幸福と恐怖のあいだで—シュトルム『ツィプリアーヌスの鏡』
- 第14章 シュトルム—転換点にある幻想的短篇小説
「BOOKデータベース」 より