シベリアの旧石器文化
著者
書誌事項
シベリアの旧石器文化
北海道大学図書刊行会, 1997.5
- タイトル別名
-
The study of paleolithic culture in Siberia
- タイトル読み
-
シベリア ノ キュウセッキ ブンカ
大学図書館所蔵 件 / 全81件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
折り込図1枚
文献: p387-402
内容説明・目次
内容説明
本書で紹介されるのは、旧石器時代に、しかも現在よりさらに厳しい気候環境にあった氷河時代に、暗い歴史や想像の歴史とは明らかに異なる、シベリアの厳しい自然にあえて挑戦し、しかも豊かな自然を味方にしてしまった人々の暮らしとその長い歴史である。筆者が、1979年に、数カ月間のソ連滞在を特別に許され、イルクーツク、ノヴォシビルスク、モスクワ、レニングラード(旧)にある大学や研究所を訪ね、その後も幾度か、ソ連・ロシアを訪問する機会に恵まれた際に直接観察することができた資料を基礎にしてまとめたシベリアの旧石器時代に関する研究書である。
目次
- 1 旧石器研究の歴史
- 2 シベリアの第四紀
- 3 シベリアの旧石器文化と「礫器伝統(文化)」
- 4 中期旧石器とシベリアのムスティエ文化
- 5 石刃技法の成立と展開
- 6 マンモスハンターの遺跡
- 7 シベリアの細石器(細石刃)石器群
- 8 シベリアにおける初期狩猟民とその生活・文化
- 9 大陸・サハリン・北海道
「BOOKデータベース」 より