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アラブの怨念

布施広著

新潮社, 1997.5

タイトル読み

アラブ ノ オンネン

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内容説明・目次

内容説明

「湾岸戦争」は中東世界を変え、「和平の時代」はイスラムを軸に新たな怨念を生み出した!経済悪化と「植民地病」を抱えるパレスチナ、戦争に次ぐ戦争で、耐久生活を強いられるイラク、極寒のトルコ山岳地帯に留められ、死と向き合う悲劇の民族クルド。民主化を模索するアルジェリア。シリア兵が駐留するレバノン…。アラファトとの会見、湾岸戦争最前線での取材、そして民衆の声を丹念に拾い集め、変わりゆくアラブ世界の現況と、「中東とは何か」を多角的に解き明かす。

目次

  • 第1章 ガザからの視点—植民地の病
  • 第2章 湾岸の光芒—アラブ連帯の崩壊
  • 第3章 くすぶる野望—イラクの戦後
  • 第4章 境界の民族—クルド人の悲劇
  • 第5章 イスラムと近代化—アルジェリアの実験
  • 第6章 戦火の決算—あとがきに代えて

「BOOKデータベース」 より

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