極北の犬トヨン
著者
書誌事項
極北の犬トヨン
(BFC)
徳間書店, 1997.6
- タイトル別名
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Toyon, a dog of the North and his people
- タイトル読み
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キョクホク ノ イヌ トヨン
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内容説明・目次
内容説明
グランは若いころから腕のいい猟師だったが、いつも運が悪かった。だがある冬、隣人の老猟師タルトゥの臨終に立ち会い、孫の少年ダーンと子犬トヨンを引き取ったときから、グラン一家の暮らしは大きく変わりはじめた。トヨンは優れた猟犬に育ち、グランの猟のなくてはならぬ相棒となっただけでなく、あらゆる幸運を運んできてくれるようだった。グランの娘ナータとダーンがオオカミの群れに囲まれたときも、グランが町でけんかに巻きこまれたときも、いつもトヨンが救ってくれた。だが、年月が流れ、ダーンとナータが婚約し、一家が喜びに満ちていた秋に、思いがけないことが…?自然とわかちがたく結びついた極北の人々の暮らしと,動物との絆が、しみじみと心にしみてくる、忘れがたい物語。一九五七年ドイツ児童図書賞受賞の名作、初の完訳版。
「BOOKデータベース」 より