芥川龍之介のナラトロジー
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芥川龍之介のナラトロジー
沖積舎, 1997.6
- タイトル読み
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アクタガワ リュウノスケ ノ ナラトロジー
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注記
初出一覧: p243
内容説明・目次
内容説明
「詩は人類の母語」「理性とは言葉だ」—18世紀(啓蒙期)ドイツの北辺。時代の光の志向のうちに潜む闇の支配を暴き、来るべき導きの星を指し示したハーマン。その寸鉄の言葉、預言者的な文体。
目次
- 第1章 自己の両義性—ひとつの人間学の系譜
- 第2章 対話的な自己へ—ハーマンの回心
- 第3章 啓示と言葉—『聖書考察』の言語思想
- 第4章 ソクラテス的実存—キリスト教的著作家へ
- 第5章 啓示と形象—ハーマンの解釈学
- 第6章 「カバラ的散文の狂想詩」—『美学提要』の文体論
- 第7章 魂と傷跡—二つの批評家論
- 第8章 終末論と文体—カント歴史哲学を批判して
- 第9章 「バビロニアのエルサレム」—『脱衣と変容・天翔る書簡』の黙示的文体
- 第10章 荒野の声—移りゆく時代の辺境に
「BOOKデータベース」 より