現代歴史学と戦争責任

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現代歴史学と戦争責任

吉田裕著

青木書店, 1997.7

Other Title

The war responsibility in the study of contemporary history

Title Transcription

ゲンダイ レキシガク ト センソウ セキニン

Available at  / 166 libraries

Note

引用文献: 各章末

欧文タイトルは標題紙裏による

Description and Table of Contents

Description

「侵略」だと認識しつつも「やむをえない戦争」だったと考えがちな不透明な戦争観の中で、多様な免罪論・免責論を排しつつ重層する加害と被害、戦後世代の責任などを究明して現代歴史学の課題を提示する。

Table of Contents

  • １　戦争責任論の現在
  • ２　日本近代史研究とオーラル・ヒストリー
  • ３　「天皇の軍隊」研究の一視角
  • ４　南京事件と国際法
  • ５　敗戦前後における公文書の焼却と隠匿
  • ６　極東国際軍事裁判と戦争責任問題
  • ７　占領期における戦争責任論
  • ８　日本の加害責任と広島・長崎
  • ９　閉塞するナショナリズム
  • １０　日本近代史をどうとらえるか

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