現代歴史学と戦争責任

書誌事項

現代歴史学と戦争責任

吉田裕著

青木書店, 1997.7

タイトル別名

The war responsibility in the study of contemporary history

タイトル読み

ゲンダイ レキシガク ト センソウ セキニン

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注記

引用文献: 各章末

欧文タイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

「侵略」だと認識しつつも「やむをえない戦争」だったと考えがちな不透明な戦争観の中で、多様な免罪論・免責論を排しつつ重層する加害と被害、戦後世代の責任などを究明して現代歴史学の課題を提示する。

目次

  • 1 戦争責任論の現在
  • 2 日本近代史研究とオーラル・ヒストリー
  • 3 「天皇の軍隊」研究の一視角
  • 4 南京事件と国際法
  • 5 敗戦前後における公文書の焼却と隠匿
  • 6 極東国際軍事裁判と戦争責任問題
  • 7 占領期における戦争責任論
  • 8 日本の加害責任と広島・長崎
  • 9 閉塞するナショナリズム
  • 10 日本近代史をどうとらえるか

「BOOKデータベース」 より

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