開国と近代化
著者
書誌事項
開国と近代化
吉川弘文館, 1997.8
- タイトル読み
-
カイコク ト キンダイカ
大学図書館所蔵 件 / 全157件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
内容: はしがき(中村質), 第一章「転換期の思想と行動」(第一節「増穂残口の対外観」-第四節「オランダ通詞の私商売」), 第二章「「外圧」と藩体制」(第一節「弘化期の琉球外交事件と薩摩藩」-第四章「長崎警備と弘化・嘉永期の政局」), 第三節「近代への道標」(第一節「幕末維新期の万国公法」-第三節「長崎県における勧業政策の展開と博覧会」), あとがき(安藤保)
編者の九州大学定年退官を記念した論文集
収録内容
- 増穂残口の対外観 : 近世中期の自民族中心意識の複合性 / 高野信治 [執筆]
- 紅毛医術の伝播と長崎 : 合田求吾・大介兄弟の足跡を通じて / 胡光 [執筆]
- 賀来佐之研究序説 : 洋学の展開と近代化の一考察 / 鳥井裕美子 [執筆]
- オランダ通詞の私商売 : 楢林家「諸書留」を中心に / 中村質 [執筆]
- 弘化期の琉球外交事件と薩摩藩 / 黒田安雄 [執筆]
- 東アジアの海外情報と琉球ルート : アヘン戦争後の中国情勢をめぐって / 真栄平房昭 [執筆]
- 幕末期譜代藩の海防政策と「地域的動向」 : 日向延岡藩を中心に / 大賀郁夫 [執筆]
- 長崎警備と弘化・嘉永期の政局 / 梶原良則 [執筆]
- 幕末維新期の万国公法 : もう一つの逸脱、在留外国人の場合 / 吉田昌彦 [執筆]
- 佐賀藩英学伝習と石丸虎五郎 : 文久三年長崎在住英国人からの情報収集に関する一考察 / アンドリュー・コビング [執筆]
- 長崎県における勧業政策の展開と博覧会 : 明治一二年の長崎博覧会開催をめぐって / 日比野利信 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
開国と近代化をめぐる最新の論集。新たな知見と視点より、転換期の思想と洋学、西国諸藩の外圧対応策など解明し、脱鎖国、近代化論を再検討する。また自由貿易と国家主権の問題等を検証し、近代国家生成の実相に迫る。
目次
- 第1章 転換期の思想と行動(増穂残口の対外観;紅毛医術の伝播と長崎;賀来佐之研究序説;オランダ通詞の私商売)
- 第2章 「外圧」と藩体制(弘化期の琉球外交事件と薩摩藩;東アジアの海外情報と琉球ルート;幕末期譜代藩の海防政策と「地域的動向」;長崎警備と弘化・嘉永期の政局)
- 第3章 近代への道標(幕末維新期の万国公法;佐賀藩英学伝習と石丸虎五郎;長崎県における勧業政策の展開と博覧会)
「BOOKデータベース」 より