妖桜記
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妖桜記
(文春文庫)
文芸春秋, 1997.2
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ヨウオウキ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167440039
内容説明
赤松満祐が足利義教を暗殺した夜、満祐の側室野分御前は、もうひとりの妾で臨月の玉琴を惨殺する。しかし呪力で胎児は蘇り、玉琴も活傀儡となって野分とその娘・桜姫の前に現れる。その頃、南朝の血をひく少年・阿麻丸は、南朝再興に執着する周囲の者たちと陰謀渦巻く日々を送っていた。怨霊・呪術・恋情が交錯する伝奇ロマン。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167440046
内容説明
南朝方とはぐれた阿麻丸は山中に隠れ棲み、野分は阿麻丸を追って娘・桜姫を捨て、阿麻丸を恋い慕う桜姫も輿入れの時を迎える。しかし、蘇った玉琴の子・清玄はついに桜姫と出合い、彼女の首を狙う。離ればなれになっていた者たちが、南朝方の神器をめぐる戦いで再び一堂に会すが…。死者生者入り乱れる歴史絵巻。
「BOOKデータベース」 より