日本・中国陶磁業の立地と環境

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日本・中国陶磁業の立地と環境

加藤瑛二著

古今書院, 1997.7

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ニホン チュウゴク トウジギョウ ノ リッチ ト カンキョウ

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Description and Table of Contents

Description

本書は陶器と磁器生産を中心とした陶磁業の立地と環境について考察しようとしたものである。ここで言う陶磁業とは陶器および磁器に関する生産と経済活動全般を示すものである。他方、陶業には、狭義では陶器業であるが、広義においては「やきもの」一般を含む内容があり、陶業と陶磁業を厳密に区別し難い面がある。ここでは、比較的陶器の生産が多いと考えられる場合や歴史時代の陶器の生産活動については陶業の用語を使用するものとする。本書は主として、歴史的に世界陶磁業の頂点に立っていた中国の陶磁業の立地と環境に焦点をしぼったものであり、広義において歴史地理学の系譜に属する比較陶磁地理学の研究であると言うことができる。このため日本と中国の陶磁業についての比較歴史地理学的な方法論によることとしている。

Table of Contents

  • 陶磁業の立地と環境の研究
  • 陶業の発展過程と燃料資源
  • 陶業と林野—東濃・尾張陶業地域における資源立地を例として
  • 陶業地名と陶業地の資源—愛知県および滋賀県の場合
  • 瀬戸山離散説と陶業集落の立地
  • 中国中南部における陶瓷業の立地環境
  • 中国北部陶瓷業の立地環境
  • 饅頭窯と竜窯の立地環境
  • 陝西省・四川省・湖南省における古窯址
  • 中国内陸地域の陶瓷業〔ほか〕

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