成敗之鑑 : 陳立夫回想録

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成敗之鑑 : 陳立夫回想録

陳立夫著 ; 松田州二訳

原書房, 1997.7

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タイトル別名

The memoir of Chen Li‐fu, 1900‐1993

タイトル読み

セイハイ ノ カガミ : チン リップ カイソウロク

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注記

図版 肖像あり

解説: 保阪正康

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784562029433

内容説明

近代日本の歴史に関心を持つものにとって、１９３０年代の中国国民党の動向を正確に知らなければ、日本が戦争の道に入っていく本当の理由はわからない。…当時、蒋介石が軍を握り、陳果夫、陳立夫の兄弟が国民党を実質的に動かし、「蒋家の軍、陳家の党」と言われた。蒋介石の秘書兼心を許した友として２５年の長きにわたり中国国民党や政府の要職を歴任…「近代中国を動かした人物」の歴史的証言。

目次

  • 第１章　早年—民国成立前８年〜民国１４年
  • 第２章　北伐初期—民国１４年冬〜１６年冬
  • 第３章　北伐完成期—民国１７年春〜２０年冬
  • 第４章　共産党との折衝期—民国２１年春〜２６年夏
巻冊次

下 ISBN 9784562029440

内容説明

陳立夫は組織部長、教育部長、中央政治会議秘書長などの主要なポストを歴任。…国民党が関わったさまざまな事件や対外工作、特にソ連との交渉に直接携わった体験を持っており、その歴史的証言はきわめて重い。とくにトラウトマン工作時の国民政府側の遠大な構想は始めて当事者の口から紹介される。共産党員の粛清・蒋介石の胡漢民逮捕・国民党の台湾撤退他、史実と人物像…激動の二十世紀を生き延びた中国高官による初めての回想録。

目次

  • 第５章　戦時教育期—民国二十六年秋〜三十四年夏
  • 第６章　大陸陥落期—民国三十四年秋〜三十八年冬
  • 第７章　国民党改造期—民国三十九年秋〜五十八年冬
  • 第８章　中国文化復興への全力傾注期—民国五十九年春〜七十年

「BOOKデータベース」 より

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