わが母の記 : 花の下・月の光・雪の面
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わが母の記 : 花の下・月の光・雪の面
(講談社文芸文庫)
講談社, 1997.7
- タイトル読み
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ワガ ハハ ノ キ : ハナ ノ モト ツキ ノ ヒカリ ユキ ノ オモテ
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注記
年譜・著書目録・文献--井上靖 曾根博義作成:p213〜238
内容説明・目次
内容説明
八十歳の母を祝う花見旅行を背景にその老いを綴る「花の下」、郷里に移り住んだ八十五歳の母の崩れてゆく日常を描いた「月の光」、八十九歳の母の死の前後を記す「雪の面」。枯葉ほどの軽さのはかない肉体、毀れてしまった頭、過去を失い自己の存在を消してゆく老耄の母を直視し、愛情をこめて綴る『わが母の記』三部作。「老い」に対峙し、「生」の本質に迫る名篇。ほかに「墓地とえび芋」を収録。
「BOOKデータベース」 より