宮沢賢治『春と修羅』論 : 言語と映像 (モンタージュ)
著者
書誌事項
宮沢賢治『春と修羅』論 : 言語と映像 (モンタージュ)
双文社出版, 1997.7
- タイトル別名
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宮沢賢治『春と修羅』論 : 言語と映像
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ ハル ト シュラロン : ゲンゴ ト モンタージュ
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内容説明・目次
内容説明
ベンヤミン批評理論で切り拓く宮沢賢治の『春と修羅』。『春と修羅』は言語的理解や伝達を困難にする過剰な表現に満ちあふれている。賢治の『心象スケッチ』という方法は各詩篇の「論料」が互いに呼応し、全体のテクスチュア(織物)を編み上げる。本書は『言語』と『映像』をタームに複雑に構成された詩集の編み目を解きほぐす。
目次
- 第1章 宮沢賢治の一九一九年
- 第2章 賢治とキネオラマ
- 第3章 賢治と四次元
- 第4章 賢治VS.賢治
- 第5章 「春と修羅」における「琥珀のけら」について
- 第6章 賢治と映画的表現
- 第7章 「小岩井農場」論
- 第8章 とし子五衰
- 第9章 とし子の現前
- 第10章 「風景とオルゴール」詩群の位置
- 第11章 ワルツ第CZ号列車から銀河鉄道へ
- 付論 関東大震災と『銀河鉄道の夜』
「BOOKデータベース」 より