ソフィアの歌
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ソフィアの歌
(新潮文庫, い-15-33)
新潮社, 1997.7
- タイトル読み
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ソフィア ノ ウタ
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内容説明・目次
内容説明
約二百年前、漂流民・大黒屋光太夫によって、初めて日本に渡来したロシア歌謡「ソフィアの歌」。この玄の歌はいつ誰が作り、いかなる変遷を経て日本へやって来たのか。時空を超えてよみがえった歌のルーツをたどり、そこに秘められたロマンスを探るため、激動のロシアを旅する作家は何を見たのか—。歌と人間と時代とが紡いだドラマを現代に結晶させた新しいスタイルの物語。
目次
- 1 極道紳士・井上靖さんの片影
- 2 桂川甫周とソフィアの歌
- 3 紋甲イカとベートーヴェン
- 4 十字監獄の女たち
- 5 F1レースと鈴鹿の「論楽会」
- 6 こぞの雪、いまいずこ
- 7 ネヴァ川にジャズは流れる
- 8 ロシアの犬は何を食べているか
- 9 ツァールスコエ・セロは冬景色
- 10 カペラ合唱団とはなにか
- 11 歌は国境と時代を超えて
- 12 恋歌から革命歌への変遷
- 13 ああ、スクーシノ、憂き世かな
「BOOKデータベース」 より