書誌事項

大正幻影

川本三郎著

(ちくま文庫)

筑摩書房, 1997.5

タイトル読み

タイショウ ゲンエイ

大学図書館所蔵 件 / 27

この図書・雑誌をさがす

注記

1990年10月新潮社より刊行

内容説明・目次

内容説明

佐藤春夫、永井荷風、谷崎潤一郎、芥川龍之介…隅田川を原風景とし、その水辺を描き続けた作家たち。彼らはなぜそれほどまでに隅田川の風景を必要としたのか。大正文学に共通する幻想性をたどり発見する「幻影の町」。平成三年度サントリー学芸賞受賞。

目次

  • 川を渡って幻影のなかへ
  • ビーダーマイヤーのささやき
  • 花の感受性
  • 幻影の街
  • 路地裏の散歩者たち
  • 文士が映画と出会うとき
  • 自己分裂という物語
  • 「水の都」のユートピア
  • 支那服を着た少女
  • 異国への憧憬
  • 南方の夢草
  • 廃墟のなかの幻覚
  • 病める名探偵たち
  • 「紙上建築」の世界
  • 神経衰弱と死
  • 「幻影」を求めた大正作家たち

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ